貴様らに報復を……、奴を“隻眼”をこの手で葬るまでは………ッ!
■報復の円環
私生活が謎で、喰種同士の情を嘲笑い、最後まで「報復」を口にして死んでいった真戸さん。
左手の薬指の指輪、意味をついつい考えてしまいますね。
私生活が謎で、喰種同士の情を嘲笑い、最後まで「報復」を口にして死んでいった真戸さん。
左手の薬指の指輪、意味をついつい考えてしまいますね。
このままでは、同じ道を辿るであろう亜門君。
■報復の連鎖
母の匂いに引き寄せられたヒナミを追い、リョーコのカグネを操る捜査官「真戸」と対峙する董香。
だが、不意にカグネを発現させたヒナミが真戸を追い込み
董香が引導を渡す事となる。
母の匂いに引き寄せられたヒナミを追い、リョーコのカグネを操る捜査官「真戸」と対峙する董香。
だが、不意にカグネを発現させたヒナミが真戸を追い込み
董香が引導を渡す事となる。
一方「人を喰おうとしない喰種(金木)」に襲われた真戸は遅れに遅れ、遺体となった真戸を見つける。
次回、第9話「鳥篭」。
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ヒナミ自身はリョーコの死を見ていません、金木くんの配慮が仇になったとも言えるのかも……。
ヒナミ『喰種って、生きてちゃいけないのかな……』
真戸『そうそう、贈り物は気に入って貰えたかな? 逢いたかったろう、母親に!』
ヒナミ自身はリョーコの死を見ていません、金木くんの配慮が仇になったとも言えるのかも……。
■喰種捜査官
罠を張った董香だったが、その「罠」の場所へ、ヒナミがおびき寄せられる。
リョーコの「匂い」をエサにしたのだ。
罠を張った董香だったが、その「罠」の場所へ、ヒナミがおびき寄せられる。
リョーコの「匂い」をエサにしたのだ。
一縷の望みにかけて出てきたヒナミは、無残な姿の母を目撃。
一度に両親を失った少女は、連れ帰ろうとする董香を拒絶して泣きじゃくる。
ここまでされる程、「生きていてはいけない」のだろうか。
ここまでされる程、「生きていてはいけない」のだろうか。
■羽虫
覆面をつけるヒマも無かった董香は、そのまま素顔で対峙。
真戸、死亡フラグ。
覆面をつけるヒマも無かった董香は、そのまま素顔で対峙。
真戸、死亡フラグ。
董香の狙い通り、狭い場所では「笛口アサキのカグネ」は扱えない!
障害物だらけの狭い空間
逆に、俊敏な董香はあっさり「クインケ」を限界まで引っ張りまわしてしまいますが――――。
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教えて、教えてよ。
逆に、俊敏な董香はあっさり「クインケ」を限界まで引っ張りまわしてしまいますが――――。
亜門『貴様らに一度聞いてみたかった。罪の無い人を平気で殺め―――』
董香『訳もなく命を狙われる恐怖、アンタに解る?』
教えて、教えてよ。
■居なければ
真戸は、「エサ」で笛口ヒナミをおびき寄せる算段はあったものの、“ラビット”は未知数だった。
別行動を命じられた亜門は、金木くんの妨害に遭遇。
真戸は、「エサ」で笛口ヒナミをおびき寄せる算段はあったものの、“ラビット”は未知数だった。
別行動を命じられた亜門は、金木くんの妨害に遭遇。
が、逆に一蹴!
身のこなしとマスク姿
金木を「喰種」と察した亜門は、彼と戦い、喰種に殺された同僚の嘆きをぶつけるのですが―――
金木を「喰種」と察した亜門は、彼と戦い、喰種に殺された同僚の嘆きをぶつけるのですが―――
敢えて人を殺さず生きる喰種たちといっても、亜門氏には判らない訳で………。
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この真戸さん、ノリノリである。
真戸『どうだ? 見覚えあるだろう……、お前の大好きな…、母親だ!』
『クインケはお前らのカグネから作るものだからなぁ!』
この真戸さん、ノリノリである。
■両親二刀流
が、敢え油断を誘った真戸は
勝利を確信した董香に、とっておきのクインケを振るう!
が、敢え油断を誘った真戸は
勝利を確信した董香に、とっておきのクインケを振るう!
狭い場所でも有効に使える新クインケ、「笛口リョーコのカグネ」!
夫妻は戦いを好まなかったが
共に、相当に強いカグネを持っていたらしい。皮肉なものである。
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喰種の、人間の、両方なのは自分だけという自負。
共に、相当に強いカグネを持っていたらしい。皮肉なものである。
カネキ『喰種の僕だけだ……、人間の僕だけだ…、僕だけなんだ―――!』
喰種の、人間の、両方なのは自分だけという自負。
■金木の「カグネ」
一方、仲間を殺された亜門を説得できなかった金木は、他人とわかりあう難しさを肌で感じていた。
肌というか、殴られていた。
ひたすら殴られた。
一方、仲間を殺された亜門を説得できなかった金木は、他人とわかりあう難しさを肌で感じていた。
肌というか、殴られていた。
ひたすら殴られた。
理解しあうのは難しい、自分自身には力が無い、出した答えは「カグネ」。
一方的にボコられた金木だったが
その姿に油断したのか、亜門の守りを一瞬でかいくぐった金木は、ただ一口だけ「食って」しまう。
その姿に油断したのか、亜門の守りを一瞬でかいくぐった金木は、ただ一口だけ「食って」しまう。
旨さに悶絶しながらも、金木のカグネは、亜門のクインケをあっさりと破壊してしまう!
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僕を、人殺しにしないでくれ――――
亜門『―――いや、敵を前にしたら手足をもがれてでも!』
金木『逃げて…………、ください…』
僕を、人殺しにしないでくれ――――
■異常な喰種
生身では常人なみに弱く、異常に打たれ強く、何より「こちらを食おうとしない」覆面喰種。
武器を失い、なお闘志衰えぬ亜門くんでしたが
その異様さを前に、一時撤退。
生身では常人なみに弱く、異常に打たれ強く、何より「こちらを食おうとしない」覆面喰種。
武器を失い、なお闘志衰えぬ亜門くんでしたが
その異様さを前に、一時撤退。
しかし亜門さん、なぜ眼帯していたのでしょう……?
※前回ラストでは普通でした。
※前回ラストでは普通でした。
メタ的に見れば、人間側視点の主人公=金木くんの対なのでしょうけれども。
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一方その頃、董香ちゃんは死ね死ねと叫び続けていた。
董香『人しか喰えないなら、どうやって“正しく”生きりゃいいんだよ!』
『あたしだって―――、アンタらみたいに生きたいよ……』
一方その頃、董香ちゃんは死ね死ねと叫び続けていた。
■ハイブリッド
誘いを察した真戸の隠し球、「リョーコのカグネ」に圧倒される董香だったが
不意に、“笛口アサキのカグネ”が消える。
誘いを察した真戸の隠し球、「リョーコのカグネ」に圧倒される董香だったが
不意に、“笛口アサキのカグネ”が消える。
クインケが、消えた? ―――いや、消えたのは私の右手かあ?
呆然と呟く真戸
窮地を覆したのは董香でも金木でもなく、幼いヒナミのカグネであった! この一家ポテンシャル高すぎ!
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月山さんといい、欲しがる人多すぎィ!
窮地を覆したのは董香でも金木でもなく、幼いヒナミのカグネであった! この一家ポテンシャル高すぎ!
『お姉ちゃんを傷付けないで、お父さんとお母さんを……、そんな風にしないで!』
『素晴らしい! 優れた所だけを見事に引き継いでいる! 欲しいッ!』
月山さんといい、欲しがる人多すぎィ!
■円環
ヒナミのカグネに、むしろ嬉々とした真戸!
だったが、スペシャリストの彼を、瞬く間に戦闘不能にしてしまうヒナミ。
ヒナミのカグネに、むしろ嬉々とした真戸!
だったが、スペシャリストの彼を、瞬く間に戦闘不能にしてしまうヒナミ。
できないよ……、そんなの、どうでもいい。復讐なんてどうでもいい……!
早く、親の仇をとれと促す董香
だがヒナミは拒絶し、すぐさま立ち上がった真戸に、董香が引導を渡す事となる。
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董香も、そしておそらく真戸も、誰かを殺された「報復」で戦っていた。
だがその結果、董香は「草場」捜査官を手にかけ
亜門くんを悲しませた。
だがヒナミは拒絶し、すぐさま立ち上がった真戸に、董香が引導を渡す事となる。
『貴様らに報復を……、奴を“隻眼”をこの手で葬るまでは………ッ!』
董香も、そしておそらく真戸も、誰かを殺された「報復」で戦っていた。
だがその結果、董香は「草場」捜査官を手にかけ
亜門くんを悲しませた。
殺されたから殺し、殺されたから殺し返す。
ヒナミはただ哀しいだけと言う。
芳村店長は、矛を納めるようにいい「食料」を自殺者で賄おうとするのが、白鳩はそんな事は知らないのだ。
芳村店長は、矛を納めるようにいい「食料」を自殺者で賄おうとするのが、白鳩はそんな事は知らないのだ。
『こんなもん着けやがって……、そんなにあたしらに触るのも嫌なのかよ!』
また、息絶えた真戸捜査官の「手袋」を剥がした董香は、彼も結婚していた事を知る。
さんざん笛口親子をいたぶったが、彼にもまた家族があった。
手袋の下は古傷だらけで、辛い戦いを越えてきた跡も感じ取れます。
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手を貸してはいけないから、ヨモさん、ずっとずっと「見守っていた」のでしょうか。
ヨモ『芳村さんが、お前に目をかける理由が解った気がする』
『俺も、お前がこれから先、何を為して行くのか、みたくなった……』
手を貸してはいけないから、ヨモさん、ずっとずっと「見守っていた」のでしょうか。
■生きて
人間を喰うから迫害される、きっと、それはヒナミにも理解できている。
だから「生きていいのか」をくり返し問うた。
人間を喰うから迫害される、きっと、それはヒナミにも理解できている。
だから「生きていいのか」をくり返し問うた。
ヒナミちゃん、あの時、リョーコさんは「生きて」って言ったんだと思うよ………。
錦先輩との戦い同様、カグネ発動でおかしくなった金木だが
ヨモによって心身ともに助けられた彼は
ヒナミを慰める。
ヨモによって心身ともに助けられた彼は
ヒナミを慰める。
人間を出来るだけ殺さず、波風を立てず過ごそうとする「あんていく」のメンバー。
■三つ子の魂
Cパートでは、ウキウキで「どんな業を背負うのか?」とあの世にゆく真戸さん。
やっぱり地獄行きなんですね!
Cパートでは、ウキウキで「どんな業を背負うのか?」とあの世にゆく真戸さん。
やっぱり地獄行きなんですね!
しかし、地獄を堪能する喰種どもに「白鳩」の怒りが叫ぶ!
にしても真戸さん、やっぱり「人間側」では良い人なんですよね……。そこまで心配するとは。
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同族のせいで買った恨みだけど、誰かが我慢しなければ円環は止まらない。悲惨すぎる。
次回「鳥篭」。白鳩への反攻作戦? それとも?
同族のせいで買った恨みだけど、誰かが我慢しなければ円環は止まらない。悲惨すぎる。
■円環
人を喰わねば生きていけないし、中には月山さんのように、意図して暴れる者もいる。
喰種と人間、どうしようもない対立構造の中
亜門君の絶望進行中……。
人を喰わねば生きていけないし、中には月山さんのように、意図して暴れる者もいる。
喰種と人間、どうしようもない対立構造の中
亜門君の絶望進行中……。
さて、あの世ではどんな業を背負わされるのかな?
なんて言ってた辺り、真戸さんは「承知の上で壊れている」感じに見えますが
一方、自分が正義だと固く信じている亜門くんは……。
一方、自分が正義だと固く信じている亜門くんは……。
次回サブタイは「鳥篭」と、白鳩を閉じ込める、的なイメージのタイトルですが
前回、白鳩が作戦を準備しているって言ってましたから
そっちの意味っぽいですね。
前回、白鳩が作戦を準備しているって言ってましたから
そっちの意味っぽいですね。
次回、第9話「鳥篭」。