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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第8話「再戦」感想

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トキムネ、自ら踏み込む! 振り回され続けたトキムネ、成長の第8話

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 高性能すぎる機体に、姉の死を解き明かしたいという目的に、ただただ振り回され続けたトキムネ。
 再戦した撃墜王を前に、懐へ踏み込む勇気を見せる!
 成長してる!

 て言うか……、今日はじめて「ちゃんと戦った」って、気がした

■ただ前を見る
 未熟で見境無く行動してきたトキムネ。
 でも実際に「力」を感じて、出した結論が「今は、自分の出来る事をする」という答え。

 バトルもよかったですし、彼の成長が感じられ、一番面白かったように思えます。頑張れトキムネ!

『ここから実験場が目視できるのに気付いたので、確認して頂こうかと……』

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 あ。これ口実だ!

■ヒマワリ畑で戦って
 第三国に貸与されている租借地「ベルハルス」、そこはかつて、とある実験が行われた地だった。
 アルジェントポイントの悲劇、そう呼ばれる「何か」を隠す為の場所。

 その実験に参加した姉、彼女の思い出のヒマワリ畑でトキムネは戦う。

 休戦地域を隠れ蓑に奇襲を試みたリヒトフォーフェンの隊は
 第八部隊に発見され、交戦を余儀なくされた。

 一歩踏み込み、かつて全く歯が立たなかった撃墜王を退けたトキムネは、初めて「戦った」実感を抱く。

 次回、第9話「約束」

若サモンジ『――――良いところだな』

『でしょう!? すっごく綺麗なところだから、サモンジさんに見て貰いたくて!』

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 お姉さん、なんだかジェイミーに似てる気がします。隙の多いところが。

■「元帥」サモンジ
 かつて、この地で実験部隊に参加していたサモンジは、トキムネの姉に慕われていた。
 だが、「アルジェントポイントの悲劇」が起き
 全ては無かった事になった。

 悲劇が起きた島はリゾートとして再利用され、今や、その真実を知る者は少ない――――。

 軍を退役したクァジモトは、サモンジ「元帥」に期待しているようだ
 果たして、そのアダ名の由来とは?

 そして「アルジェントポイント」と、未知の機体アルジェヴォルン、関係があるのでしょうか?

クァジモト『――――俺は、待ってて良いんだよな、“元帥”!?』

『―――今は中尉だ』

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 去り際、万感の想いが篭った叫びがすごく印象的。
 元帥とは「軍の最高位」を意味。

 サモンジにも「軍のトップに立つ」と吹聴していた、そんな青春時代があったのでしょうか?

 彼がこの国を変えてくれると、クァジモトは信じているのでしょうか?
 或いは、まったく別の何かなのでしょうか?

『あのバカ准将が、こんな作戦にリヒトフォーフェンを駆りださせるとは!』

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 愚痴に定評のあるホルムス中佐。

■作戦
 インゲルミアの作戦とは、正面からの進軍に合わせての「後方霍乱」であった。
 本来、中立である地帯から三機を投入
 後方からかく乱させる!

 僅か三機、だからこそ「撃墜王」リヒトフォーフェンにお鉢が回ってきた、というワケか。

 エースだから与えられた任務。
 でも、そんな危険任務にエースを投入するなんて、そら愚痴りたくもなりますわな。辛い所。

スズシロ『クァジモトさんから連絡がありました――――』

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 一方、補給物資が遅れている状況から、その作戦を察知するサモンジ。
 退役したクァジモトに頼んで調査してもらいました。

 また、どうも彼女も「クァジモトとの一件」を含む深い事情を知っている様子。

 ホントに腹心なんですね。

ジェイミー『スパ、どうだった!?』

『え!?』

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 何か言ってあげて!

ジェイミー『いい、集中しなよ、ちゃんと!』

トキムネ『そうだよな、今は違う…、姉ちゃんの事ばっか考えてる場合じゃない!』

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 目が怖いよ! ヘイヘイ、トキムネビビッてる!

■今は
 姉を追う為に入隊したトキムネは、はじめての「手がかり」に上の空になってしまう。
 が、そんな彼を叱りつけるジェイミー!
 目が怖いよ!

 ジェイミーって、割と内弁慶ですよね!

シルフィー『トキムネ、足止めの手際だけは褒めてやる』

ロレンツ『その他はイマイチって意味だよ? トキムネくぅ~ん♪』

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 寡黙なシルフィー、尾ひれがつくロレンツさん、良いコンビ過ぎる。

■第八部隊、奇襲!
 アランダスの目的を察知したサモンジにより、トレイルクリーガー隊は強襲!
 機動性に優れたアルジェヴォルンが、いち早く抑える。

 なるほど素早くなっている……、だが上がったのはパイロットのスキルではなく、機体の反応速度……!

 撃墜王と渡り合うトキムネ!
 成長してる!

 と思いきや、リヒトフォーフェンは冷評。

『少尉! 本部は作戦中止を決めました! すみやかに離脱しろと…』

リヒトフォーフェン『まだ作戦は続行できる――――』

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 数合やりあったリヒト少尉は、第八部隊を処理できると判断。
 これなら倒せる相手だと判断します。

テレビ『美しいベルハルスの街も、戦場になってしまうのでしょうか!?』

クァジモト『そんな事はさせねえよ。ウチの元帥が―――!』

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 やられたのは、戦闘前に軽口を叩いていた「後輩」の方で……。

■ひまわり畑の戦い
 通常型Tc同士の戦いは、鈍重な近接戦から「支援砲撃」が決まってシルフィー組の勝利!
 敵も、なかなかやるものだった!

 ''が、リヒトフォーフェンとアルジェヴォルン、二機の機動性はレベルが違う!

 遮蔽物だらけの戦場で、機動力強化した機体を自在に操るリヒト
 狙いは定まらず、トキムネは翻弄。

 広い場所、思い出のヒマワリ畑にたたき出されたトキムネに、推力を乗せたナイフが襲い掛かる!

トキムネ『―――やってやる!』

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 だが、トキムネはこれをかわし、逆に懐に飛び込んだ!
 成長の一撃!

リヒトフォーフェン『―――新型!』

トキムネ『しばらくは俺、自分の出来る事をやるよ』

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 トキムネは一歩成長するものの、リヒトの大きな恨みを買ってしまった。というお話。

■リンケージ
 極端に素早いアルジェヴォルンですが、その素早さと、パイロットが噛みあっていませんでした。
 しかし、トキムネの成長は「機体との同調」を増したらしく
 戦闘判断の向上もあり、エースを撃退。

 て言うか……、今日はじめて「ちゃんと戦った」って、気がした

 今までは、姉の死を探るという雲を掴むような目的に、どこかフワフワしていたトキムネ。
 自分が死ぬかもしれない、それすら考えていなかった直線バカの少年は
 今は、むしろ自分の成長に戸惑います。

 初めて掴んだ感触、成長の証明。

 遠い目標を諦める訳ではなく、ただ「今」に目を見据え、トキムネは再び歩き出すのでした。

次回、またもアルジェヴォルンはフッ飛ばされる!!

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 リヒト機がめちゃくちゃ早くて、相対的に「成長したなあ」って感じがすごかったですね。
 後、リンケージを見つめるジェイミー、何故か''書き込み量が凄い
※絵的な意味で。

■少年、地を踏みしめる
 遠大な目標に焦って、空回りし、「今」をないがしろにしてしまう若者。
 そう思えば、トキムネはすごく普通なんですよね。

 まずは目の前の問題から!

 逆にジェイミーは、目標とするものが無くて「頑張る」ための土台が無かった
 近いような遠いような似たもの同士。
 素直な二人。

 トキムネがブン殴られてはじまった奇妙な二人三脚は、結構お似合いなのかもしれません。

 次回、第9話「約束」
 思わせぶりな「元帥」の逸話に触れるのか?


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