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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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Free! -Eternal Summer- 8Fr「変局のロコモーティブ!」感想

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これが“Kiss Me”の正体……! 意外なソースから、いよいよ変局を迎える!

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 前回の予告が、実はピンと来なかったんですが、まさかの「マコちゃん水泳教室」回!
 コレ、教えられた子は一生の思い出ですわ
 頼む代わってくれ!

「たちばなコーチ、またあそびにきてね!」「ぜったいだよ!」「ぜったいぜったい!」

■二つの変局?
 穿ち過ぎかもしれませんが、真琴に「選手以外で、水泳に関わり続ける生き方」の指標が。
 でもコレ、絶対マコちゃんにピッタリですよね!
 この道に進むのでしょうか?

 そして宗介の不調と怒り。
 その正体が、今度こそハッキリと形になる! だからあんなにこだわっていたのか……。

『今日から、コーチのお手伝いをする事になりました、橘真琴です!』

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 なにごと!?

■変局(=日常の終わり)
 地方大会への進出を決めた岩鳶は、得意のリレーを伸ばす為に日々特訓を続けていた。
 そんなある日、お世話になっているコーチの忙しさを見かね
 真琴は、スイミングスクールの臨時コーチに着任。

 かつての自分と同じように、水が怖くなってしまった少年の為に全力を尽した。

 だが彼の兄、真琴と宗介共通の旧友である貴澄から
 宗介が「肩を壊した」事実を聞く。

 次回、9Fr「失速のフォーミング!」

真琴『部活が休みの時だけだし、練習に影響は無いから、大丈夫だよ♪』

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 すぐに、「手伝う!」と言い出す渚と怜ですが……。

■橘真琴の、ちょっとした変局
 すっかり本業が忙しくなったコーチに、大会記録を受け渡しに行った真琴。
 商売繁盛人手不足!見かねて手伝いを申し出る。

 もちろん「大会前」にやる事じゃないが、見捨てておけるマコちゃんでもない!

 渚と怜も手伝いを申し出るが
 勉強に練習、二人ともやる事があるのだ。真琴は一人でコーチ代行を務める事になるのだが……

宗介『疲れでフォームが乱れてる。がむしゃらにやったって上手くなる訳ないだろ』

『―――練習を見てやる、って言ってんだ』

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 以前の彼を思うと、宗介くんも変わったなって思います。

■がむしゃらに
 一方、無茶な練習をしていた似鳥を見かけた宗介は、ついつい彼の練習に口出しをする。
 がむしゃらにやるだけでなく、ちゃんと矯正するのが大事。
 それを、自ら買って出てくれたのだ。

 似鳥は実力が足りない。

 それは誰よりも宗介が指摘してきたことだ。
 けれど、凜に言われ、元部長に言われ、似鳥自身の言葉を宗介は聞いた。

 凜と泳ぎたい

 ついつい、宗介は似鳥に肩入れし始めてしまう。

宗介『―――無茶すると、出来る事も出来なくなる』

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 また、ずっと張ってきた伏線を、ここでハッキリと形に。
 そんな言葉。

 この時点で視聴者に「あっ」と思わせ、そして最後にハッキリと念を押す。そんな回でしたね。

真琴『(そういえばあの子、ビート板なしで泳ぐの、怖がってたな……?)』

Kiss Me『久しぶり、中学のとき以来かな?』

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 プールの縁でバタ足!うん、やったやったコレ!

■真琴コーチ、再会する
 部活のない日限定でコーチを始めた真琴だが、その教え方は堂に入ったもの。
 元々、部のまとめ役を務める岩鳶学園のお父さん!

 目線もしっかり子供達に合わせてくれる、優しく、笑顔が素敵なお兄さん!

 子供らはあっという間に懐いたが
 一人だけ、「泳ぐのがキライ」だという子供がいて……。

 そしてその子の兄が、中学時代の遥と真琴の友達、Kiss Meこと「鴫野 貴澄」であった。

真琴『教えてるクラスに、弟が通ってて。昨日、久しぶりに逢ったんだ』

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 中学時代、遥と真琴の共通の友達だった貴澄。
 というかこの仕草はどうよ!

 まあなんというか、「どうでもいい」と言い放つハルちゃんであった。

真琴『ハヤト君が、泳ぐのが嫌いって言ってたんだ……、ハルはどう思う?』

遥『抗うな。水に抗うな、存在を受け入れろ』

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 どうでもいい、と言いつつ現れるハルちゃんの存在感。

■似てるから
 日曜、真琴は貴澄から事情を聞く。
 水難事故だ。

 貴澄が目を離した隙にボートから落っこちかかり、すっかり水が怖くなってしまったハヤト。

 貴澄は「自分のせい」だと背負い込み
 自分のペースで泳げる、スイミングスクールで克服させようとしていたらしい。

 そんなハヤトを自分に重ね合わせた真琴は、一層入れ込み、鴫野兄弟に諦めて欲しくないと告げる。

貴澄『怒らない怒らない♪』

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 遥的には苦手そうですが、この青年、遥のジト目を「怒ってる」と理解してるだと!?
 なかなか。

 彼は彼で、結構二人の理解者だったのでしょうね。さすがPerfect Body。

渚『それなら、この間まで泳げなかった怜ちゃんのアドバイスが一番じゃない?』

怜『そうですよ皆さん、気づくのが遅いですよ、まったく!』

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 そして安心のオチ要員、怜ちゃん。

■お前のやり方で
 この難問、岩鳶に持ち込んだものの、イマイチ解決策は見出せなかった。
 怜ちゃんに至っては「なぜか沈む」珍体質。
 どうすれば!

 真琴自身の場合は、沈むのがイヤで「ずっと空を見ていられる」背泳ぎで解決した。
 でも、セオリー外にもほどがある!

 そんなの関係ないだろ。お前のやり方でやれば良い――――

 悩む真琴だったが
 真琴は真琴なりのやり方で、そう遥が静かに背中を押してくれた事で、踏み出してゆく。

真琴『いつもと違う泳ぎ方をしてみない? ―――俺が支えてるから安心して?』

『―――大丈夫、絶対ハヤトの手、離さないから!』

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 リレー形式を取り入れた練習、いつもの違う泳ぎに子供たちの目を輝かせながら
 真琴は、しっかりとハヤトの手をとった。

 水に潜る必要が無い、空を見る泳ぎ方だよ――――?

 次は浮かんでこれないかもしれない。
 反射的に怯えるハヤトに、潜る必要の無い背泳ぎを教え、支え続けた真琴。

 みんなで泳ぎ、つないでゆく楽しさ、そして「泳ぐ」純粋な楽しさをハヤトに教えてゆく真琴。

泳ぎ終えたハヤトくん、“タッチ”をする

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 多分はじめて泳ぎ終え、すごく嬉しそうにタッチするハヤトくん!
 え? 自分がやって良いの?と言いたげな仕草
 自分が泳いだ証。

 すっごく嬉しそうでしたね!

真琴『急なんだけど、実は今日で、みんなと水泳するのは最後になるんだ…』

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 教え子が成長する喜び、慕われる嬉しさ、すごく良い経験になったのでしょうね。

■ありがとうございました
 けれど、前に「バイトの面接が……」と言っていたのが前振りとなり
 次でコーチは最後に。

「たちばなコーチ、またあそびにきてね!」「ぜったいだよ!」「ぜったいぜったい!」

 別れを惜しむ子供らに
 いつもの、いつも以上に嬉しそうな笑みで応える真琴。

 こんな風に素敵に、真摯に教えられたら、きっと絶対水泳続けちゃうんでしょうね。マコちゃん罪だわ……。

貴澄『宗介も? じゃあ宗介、肩治ったんだね♪』

真琴『肩が……、治った?』

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 びっくりするほど悪気が無い! びっくりするほど悪気が無い!

■宗介の変局
 貴澄に礼を言われた二人ですが、去り際、びっくりするほど問題発言!
 前回の凜ちゃん曰く「失速した」理由がコレか!

 全国十指の実力に成長しながらも、凜の為とはいえ、わざわざ転校してきた宗介。

 前回、厳しい顔をしていたのも
 通院の為だったのか。

 スカウトされたなら完治の見込みがある? それとも最悪のパターン?次回、宗介の叫びが響く!

予告『全てを投げうってでも泳ぐ覚悟はあるのか? 無いなら―――』

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 本作名物、おもしろ予告パートがシリアス一色……………。

諦めきれない事は
 レースレースで肩肘が張る中、ちょっとした息抜き、そしてきっと「真琴の将来」に回答を与えた回。
 多分、真琴は「遥と進路を別つ事」がなにより辛かったのでしょう。
 彼ほどの水泳の才は無いのですから。

 一方、遥はただ泳ぐことが好き!

 泳ぐ事に意味とか、職業にするとか考えたくないのかもしれません。
 でも、そんな思いではダメなのかも……。

 泳ぎたい、けれど「肉体的な故障」を抱えた宗介は、遥にどんな影響を与えるのでしょうか?

 次回、9Fr「失速のフォーミング!」
 なんて不吉な!



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