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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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キャプテン・アース Episode_19「今は微笑む君だから」

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だから、きっと大丈夫! キルトガング艦“ブルーメ”を描く第20話!

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※画像右下隅クリックで拡大。元々キルトガングの為の艦ですもん、そらデカいわ!

 第一話で救出され、その後も自由に振舞えなかったハナが、今はこんなに幸せそうに笑っている
 だからきっと大丈夫、だけど、そんな彼女に背負わせてしまうのか?
 大人の葛藤、少女の決断!

 真夏ダイチだけが、君をブルーメから連れ出せる……、彼にもしもの事があれば、連れ出す手段がなくなる

■飛翔する花
 人類の瀬戸際とも呼べる状況で、あくまで「ハナの意思」に任せようとする紳士。
 だからこそハナの言葉が美しい!
 重い!

 キャプテンがいなくなったら、もう船から出る意味がないもん

 全ては「絶対にハナと帰って来る為」! 司令も紳士もダイチも信じているから、作戦は発動する!

ハナ『―――ううん、そうじゃない。あなたが私を見つけてくれたんだ』

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 ハナはダイチを予感し、そして「ダイチに見つけてもらった」のだ。

■ブルーメ、花開く
 エンジンシリーズでは敵にトドメをさせない以上、敵の総攻撃を受ければひとたまりも無い――――。
 ブルーメによる「脱出」を図り、方舟派はハナの奪取に焦る。

 日本近海でサラマー・エンジンに襲われたハナは、ブルーメを起動。

 一度乗り込めば、自分の意志で出られない。
 ダイチでなければ連れ出せない。

 そのすべてを承知の上で、ハナはブルーメと共にサラマーエンジンを撃破、いよいよ舞台は宇宙へと移る。

 次回、Episode_20「サテライトジャック」。

ツトム司令『最近、よく笑うようになった―――、ダイチ達のおかげかな?』

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 なんだか懐かしい第一話、彼女らを「保護」したのも司令だったんですね。

■海賊キャプテン!
 どうするのかと思いきや、アカリちゃんにお任せ!
 方々の基地をハッキングしてしまい、あっさりオーストラリアから離脱する。
 話が早いぜアカリちゃん!

 なんとも強引な展開に、思わずみんなして笑ってしまう。

 笑っているハナの姿に
 彼女の父親代わりとも言え、そして「ずっと何も出来ないでいた」司令は、心からの幸福を思う。

秘書ちゃん『―――すみません、あさっても無理なんです』

『ホントだ、振られてる』

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 一方、パック久部は「事実確認」の為に、牧野ヒトミに声をかけ「フられた」事実を確認する。
 うーんこの機械野郎。

 無機質で不思議そうな声音、色々偏ってるんですよね、パックさんの知識は。この機械野郎ってば。

『アマラは、このアバターの身体に興味はないの?』

『ない』

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 無い(断言)。

「リビドー無いなぁ」
 総攻撃に向け、リビドー回収計画をアマラは立てていた。
 この回収の手間と、自分達の強さの過信、これが「総攻撃しなかった」最大の理由なのでしょうね。

 そんな仕事人間アマラを誘うモコさん。
 サルになっちゃった久部マサキを見ていると、ついつい、こんな誘惑もしたくなっちゃいますよねー。

 サルはイヤだけど、かといって、全然こっちを見ないのもイヤ。
 モコさんがちょっとだけ乙女に見える一幕。

『年配者と若者が、お互いを認め合って協力できるチームは強い……』

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 すっかり種子島に惚れこんだとも見えるアントニオさん。

■安藤ニオの考察
 キルトガングへの抵抗を諦め、一部選民を「ブルーメ」を使い脱出させようとする方舟派。
 その一人、ニオは「種子島は強い」と評価する。

 年寄りがしきるチームは経験がある、だが保守的で動きが鈍い。
 若者は勢いがあるが、思慮が足らず暴走しがち。

 種子島は、その両者がお互いを認め合い協力している、そう超科学糸電話で評するニオだったが―――

『しかし身柄を拘束しても、彼女が我々の言う事を聞くとは思えませんが……』

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 さらに、仮に夢塔ハナを拘束しても言うことは聞かないだろう、と根本的な指摘をするニオ。
 対しミスター・バウは楽観的だった。
 楽観的で酷薄だった。

 捕らえてしまえばなんとでもなるさ、どうせメンタリティは十代の女の子だ

 なんとも薄い本的な連想をさせられる酷薄な言葉ですが、確かにそれもごもっとも。悪党ですわ。

紳士『―――そして彼女は、あの宇宙船の中に戻る事をひどく恐れている』

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 第一話の不思議空間は、既にブルーメの中だったのか!

■生体部品「ハナ」
 実は、以前から「ブルーメの中に誰かが居る」とピーター・ウエストビレッジ部長は気付いていた。
 対話を試み、小さな少女だと気付いていた。

 ダイチが助け出した少女、ハナはブルーメの生きた部品。

 だから自分の意志で船から出られず
 だから、船に戻される事を酷く恐れていた。と紳士は語る。

 そのハナを、ブルーメに乗せなければ作戦は成功しないのだということを、ツトム司令は改めて思う。

パック『もし、あの“銃”自体に意思があるとするなら―――』

『『奴らこそが、この銀河の覇権を狙う私の真の敵なのかもしれない』』

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 パックさん、意志まで久部さんに引っ張られてませんか?

■無限
 パック久部は「ライブラスター」そのものを敵と任じはじめていた。
 何故なら、パックもまた無限の命を持つ知性。

 パックはある意味、キルトガングと同じなのだ。

 命が無限であるなら、次に求めるものは「無限のエネルギー」!!
 キルトガングと全く同じ方向性。

 そしてライブラスターこそ、その両者を併せ持つ存在なのではないでしょうか? 彼女の意志とは?

テッペイ『ギリギリにはいつも二つしかない!』

ダイチ『ギリギリアウトか、ギリギリセーフか!』

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 二人に任せるテッペイ。男の背中がカッコイイ。

■部品と意思
 迎撃派がブルーメを動かそうとしている今、ハナを奪うチャンスはもう残されていない。
 虎の子の無人機供サラマーエンジンを投入する方舟派。

 生け捕りという作戦上、せめあぐねるサラマーエンジンを前にハナは想う。

 ライブラスターで、無限のエネルギーを供給する生体部品
 その為だけに作られたハナ。

 与えられた目的を果たせず、たゆたっていた自分が見つけた、たった一つの光、ダイチの為に!

ハナ『―――あたしはもう、大丈夫だから』

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 嗚呼! 方舟派が作り上げた素敵な悪役ロボが!!

■今は微笑む君だから
 自ら打って出たハナとダイチだったが、猛攻を前にハナが脱落。
 後に残った、男二人の処分にかかったサラマーは
 巨大な艦に遭遇する。

 日本近海は、ブルーメの領海。
 ブルーメを嫌っていたハナだったが、「もう大丈夫」の言葉の通り、ブルーメを手足のように操る!

 ブルーメが浮上した―――!? 夢塔ハナが動かしているのか!

 サラマーは一蹴され、ここに「オペレーションサマー」の全ての鍵が揃った!

『キャプテンがいなくなったら、もう船から出る意味がないもん』

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 司令、ホントいつでも心配そう。

■あたしはもう大丈夫だから
 真夏ダイチだけが、君をブルーメから連れ出せる……、それは事実なのだろうな
 つまり、彼にもしもの事があれば、連れ出す手段がなくなる訳だが
 その事実を認識しているか?

 オペレーションサマーの説明に際し、敢えてウエストビレッジ部長は踏み込んだ言葉を言った。

 あくまでハナの意思を問う紳士
 しかし、ハナは微笑むと「それでも良い」と応えた。

 ようやく笑えるようになったハナ、その熱い信頼、そして彼女に全てを託さねばならない大人の無念。

予告『宇宙船ブルーメが衛星軌道にあがり、天海道とランデブー!』

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 一話の頃のハナさん。なんとも懐かしい。

■全裸制御
 終わってみると、サブタイトルがなお印象深い第19話。
 今は微笑むハナだから託せるという信頼、微笑めるようになったハナを、送り出さねばならない無念。

 西久保司令がお父さんのようにも見えたというか、チーム全体のお父さんですよね。
 アカリにとっては実父ですが!

 一方、彼女の意志だとどうとでもなると言い切った方舟派が良い対比。
 次回またも悪足掻き、あの男が戻ってくるぜ!

 次回、Episode_20「サテライトジャック」。



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