残響のテロル ♯5「HIDE＆SEEK」感想

まさかの攻守逆転。柴崎警部、スピンクスの「メッセージ」に気付く？

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　前回の「ブレイクスルー」というサブタイを引き継ぎ、物語は次なるステージ、スピンクスvsハイヴへ！
　同じ施設出身者同士の対決、彼女を操っているのは誰なのか？

　I found you^^ ＜みーつけた^^＞

■かくれんぼ
　HIDE＆SEEKとは「かくれんぼ」。
　隠れてしまった爆弾を探し、翻弄されるスピンクスが新鮮！

　あの状況、彼らを捕まえようと思えば捕まえられたというのに「見逃した」ハイヴ。

　完全に二人を弄んでいますが
　本気の二人に加え、柴崎サンを怒らせたのだからタダではすむまい！反撃が楽しみ！

『危なかったね、この消火器には爆薬が入ってる』『その電話は起爆装置』

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　ドカーン！リサちゃん、開始早々気絶！

■爆弾かくれんぼ
　なんとか「居場所」を確保しようと試行錯誤するリサを横目に、スピンクスの次なる爆破予告が発令。
　これまで同様、敢えて「解かせる」事で、警察にメッセージを送るはずが
　爆薬は、彼らのコントロールを離れてしまう。

　いずこかに消えた爆薬を追い、翻弄されるスピンクス。

　傷だらけで何とか止めた二人に
　同郷の少女、すべてを仕組んだ「ハイヴ」からの宣戦布告が届く。

　次回、♯6「READY OR NOT」

ツエルブ『逃げ出したいっていったんだよね、この世界に居場所が無いって…』

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　この子、こんなにウッカリさん属性だったのか……。

■居場所
　ツエルブに拾われ転がり込み、あげく気絶してしまったリサ。
　目覚めた後も、次々とやらかした。

　家に帰りたくない、居場所が欲しい、自分自身の閉塞感に風穴が欲しい。

　息が詰まるような施設から逃げ出したツエルブに
　その気持ちはよく解った。

　そんなリサをして、ナインは「けっこう図々しくないか」と言い切ったりもするのだった。確かに……

『まずい』『食えたもんじゃない』

『え、ストレートに言いすぎじゃない！？』

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　重石が取れたリサちゃん、確かに今までとは見違えるほど「図太い」というか、元気。
　二人も、まるで普通の学園ドラマのようにやりあう。

　作画がよすぎて飯テロっぷりもスゴイ。。。
　逆の意味で。

　この飯を差し出し、なお笑えるリサちゃん。なかなかの胆力の持ち主である。

『葡萄を植えた天使様、FEZ5889の罰に処す！執行された場所はど～こだ？』

羽村『わざわざ、警察にだけ解るようになぞなぞを仕掛けたってことですか？』

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　羽村が相棒な雰囲気に。そして安心のデブさん。役立つ男！

■一発解決？
　いつもの「補足」もなく、妙にあっさりしたスピンクス第4のなぞかけ。
　その正体もまた、あっさりと判明した。

　葡萄の天使とは「サマエル」、赤い蛇の異名を持つ天使。
　FEZとは、警察の犯罪事件ナンバーをさし、とあるマラソン絡みの事件だと判明する。

　つまり、赤い蛇に似たものが、延々と走る罰に処されている。答えは電車だ！

柴崎『これは無差別テロじゃないってことさ』

『簡単すぎない？』『難しすぎて、解けなくなっても困るからな』

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　今回、もっとも「なるほど」と思った一幕

■メッセージ
　××を爆破されたくなければ、××しろ！
　これが普通。

　一切の要求を出さず、謎かけと爆破を繰り返すスピンクスに、柴崎はある確信を持つ。

　爆破された場所
　その責任者に当たる人物が
　全員、とある政治セミナーに所属しているという共通点を発見。

　スピンクスのメッセージとは、この政治セミナーなのか？或いは別の何かなのか？しかし……。

ナイン『爆弾を撤去した事が報道されていない……？』

倉橋『上から指示があった、爆弾に関してはSATが処理するという事だ』

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　まさか、スピンクスがこんなに焦る事になるなんて！

■翻弄
　しかし爆発の刻限が近付くにつれ、状況は徐々にきな臭さを増してゆく。
　警察は「上からの指示」で動きを止められ
　さらに電波障害が発生。

　爆薬をリモートで止めようにも電波が使えず、スピンクスは焦りだす。

　このままでは、電車一両分の人が犠牲になる！
　今まで、人死にが出ていなかったのは、意図的なものだったのだ。

　しかも「SATが動いている」はずなのに、彼らが所属する「警備部」からの横の連絡は一切なかった。

『警察以外がやってること、爆発させたいワケ！？』『おそらくそうだ』

『イカれてるね！』

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　スピンクスに「イカれてる」と評させるスタイル。

■ナイン、疾走！
　警察を止め「遠隔停止」を妨害し、爆弾爆発、或いは当人が止めるよう仕向ける「何者か」。
　いつものように電車会社のシステムに介入したナインは
　その影を見る。

　もういいかい、まーだだよ？

　敵は、ナインをも翻弄するハッカーとしての技術を持ち
　逆にナインのシステムに侵入を図った。

　だが、別のパソコンで仕掛けたナインは「ちょうど近くを通る」事を確認、自ら飛び込んでゆく。

ナイン『爆弾だ！逃げろ、電車の中に爆弾があるぞ！』

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　流れるようにスモークを焚くナインだったが……、手馴れすぎ！

■HIDE＆SEEK
　自ら仕掛けた爆弾相手に、ひたすら「かくれんぼ」を繰り返したナインだが、ようやく正解に。
　残っていた乗客を、煙幕で強引に逃がし、或いは庇い
　なんとか犠牲者ゼロに留める。

　私達の再会を彩る、綺麗な花火だったわ―――、そうでしょう、ナイン？

　すべてを影で操っていた少女ハイヴは
　意味ありげに笑う。

　初めてスピンクスを翻弄したハイヴ、その正体はナインのトラウマ、あの「逃げ遅れた子供」なのか？

ハイヴの非道！他人の命を賭けた「HIDE＆SEEK＜かくれんぼ＞」！

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　二人へ「I found you＝見つけた」とメッセージを送ってきたハイヴ。無茶苦茶しおる。

■完敗するスピンクス
　施設から「逃げだした」スピンクスに対し、逃げられなかったハイヴは、彼らの完璧な教育を受けたハズ。
　それが力量差なのでしょうか？

　一方、スピンクスの真意は「テロを介し、警察にメッセージを伝えたかった」と判明。

　彼らの真意を掴んだ柴崎警部はそちらに奔走し
　当面、スピンクスvsハイヴ？

　合流したリサちゃんは、完全なウィークポイントとして描写されましたが
　今後どう「役に立ってゆくのか」も気になりますね。

　次回、♯6「READY OR NOT」
※準備できたか？

■過去感想記事
　♯1「FALLING」
　♯2「CALL＆RESPONSE」
　♯3「SEARCH＆DESTROY」
　♯4「BREAK THROUGH」

残響のテロル ♯5「HIDE＆SEEK」感想

まさかの攻守逆転。柴崎警部、スピンクスの「メッセージ」に気付く？

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