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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ばらかもん 第4話「しまんおんつぁんどん」感想

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「いつも通り」って何だ? 前門の船、後門のオッサン! オッサン祭りだ第4話!

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 ああもう、ホント気持ちよく笑えました第4話! 振り回されっぱなしの先生ってば素敵!!
 誰だって迷う、いつも通りやれば良いと励まされて迷う。
 けれど、今日も半泣きで立ち向かう!

 郷長が、“笑いながら仕事する人”言いよったばってんが、ホントやったねえ―――

■迷いを払う!
 ネコ屋敷のオッサン、美和の父ちゃん、“おんつぁん(オッサン)”祭り!
 どっちもキャラが強烈過ぎる!

 けれど、そうやって笑かしながらも芯があって、また頑張ろうって思わされます。今週も面白かった!

『パソコンなし、携帯なし、家電(話)なし……、どうやって連絡とれば良いんだぁ!』

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 のっけから涙目になっていくスタイル(23歳)。

■袋小路を蹴り越える!
 館長にけなされ、書展では準賞に甘んじ、落ち込んでいた清舟は「やすば」達に励まされた。
 だが、秋の「鳴華院書展」に焦り、今度こそスランプに陥る。

 そんな彼の前に現れたのは、美和の父「山村 巌」。
 美和をも上回る強引なトラブルメーカーは、自分の船に個性的な字で書いてくれと迫る。

 いつも通りやれば……、いつも通りって何だ?

 失敗を恐れる清舟だったが、目の前で、なると子供たちが「失敗」をやらかしたことで焦りは消え
 ただただ、「コレを打ち消す字を書かねば!」と豪快な書を描く。

 結果オーライとなった清舟だが、果たしてこのヒントを生かせるのだろうか?

 次回、第5話「うんにおえぎいっ」」

清舟『俺の心を癒してくれる場所がある―――、そう、ここは猫好きの天国…!』

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 まずはその天国をブチ壊す!

■猫屋敷
 スローライフとは裏腹に、ここでの日常は存外忙しい―――、というイケメン独り言から始まる物語。
 それは猫屋敷、猫好きのパラダイスであった。

 パソコンも携帯もブッ壊れてしまった先生
 木下さん家の商店を目指すのだが、その途中「お気に入りの場所」に立ち寄る。が、そんな時

 ちィ! ちぃ! このぬすと猫が! また冷蔵庫ばあけしてェ!!  

※要するに、冷蔵庫に入れてた刺身を食われ、怒ってるのだ。今週方言レベル高いなぁ……。

おんつぁん『先生も、だっこしてみんかな?』

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 開始早々、先生ロクな目に遭わんなぁ!(褒め言葉)。

■謎の達成感。そして
 家の人いわく「勝手に居ついた」そうで、ときどき飯を分けてやっているそうだ。
 そして、その度にオッサンの飯が一品減っているそうだ。

 刺身がなくなった今、昼飯の残りという名の俺の夕飯が…………

 そんな愉快なオッサン奥さんに誘われ
 先生も見守るだけでなく、猫ちゃんをだっこばしようと試みんのやけど――――。

 まあ先生、お察しの通り「スパッ」といかれる訳ですね。ホントこの人、ロクな目に遭わないなぁ……

『先生、首ん周りにブツブツが出来とーよ?』

『先生、われ、もしかして猫アレルギーやかんな?』

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 ともあれ、生まれてはじめて野良猫に触った先生は、自分が猫アレルギーだと知る。
 ホント報われない。

 ですが、父の言葉を思い出します。
 お前がカユくなっても、父さんは代わってやれないからな、と。父は解っていたのだと。

 親の心子知らず。素敵なお父さんですよね。

清舟『あっきー、どこかで見た事があるような…、あ、タマの弟か!?』

『うわぁめっちゃくちゃ似てるな!? クローンか!?』

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 ウチ、家の電話は確か12年くらい前までコレでしたよ………(実話)。

■清舟・ミーツ・黒電話
 とにかく通信手段を確保に行った清舟は、木下商店で「電話」を借りる―――、が、またひと悶着。
 前回大暴れした“タマ”の弟、アッキーと出会ったり
 なるとひなに笑われたり。

 清舟は、これまた生まれてはじめてみる「黒電話」に圧倒された!

 現代機種と全く異なる操作性!
 初見ゆえに戸惑い、受話器を外すという当たり前の事すら忘れる清舟!

 これはには島の子供も大笑い。書道家・半田清舟(23)、7歳児に指さして笑われていくスタイル。

川藤『今回は、大賞期待できるんだろうな?』

清舟『…どうかな? 今はまだ暗闇の中だが、必ず光を見つけ出すさ。必ず…!』

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 もー、ホント先生ってば芸術家なんだからー。

■鳴華院書展
 が、美術商の友人・川藤は、むしろ「仕事を休んで集中しろ」と清舟に告げる。
 10月から11月1日にかけてコンテストがある
 そこに集中しろ、と。

 9月10日締め切りの有名書展、だが今の清舟は、出口が見えずスランプに陥っていた―――。

 無意識にカッコイイ事を言いつつ
 清舟は、この島で答えを見つけて見せると意気込むのだった。

あっきー『中ニの時、左腕に何か宿してたクチですね?』

清舟『そんなことはどうでも良いんだよ!』

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 この作品、間違いなくcv小野大輔さんの涙目演技を磨いている! 間違いない!!
 が、そうやってからかわれっぱなしの先生ですけれど
 自然体で周囲に優しくできるんですよね。

 あはは、書道家っていうから堅苦しい人かと思っていました♪

 余った分、子供にガムを買い
 また、なるやひなに自然に世話を焼いてしまう先生。あっきーじゃなくても笑いたくなるよね!

『くぉらぁ! なんばしよっとか! せっかくとった“めの”ば、ばてかえして!』

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 流れるように舟の前まで連行されるスタイル。

■鬱陶しさAランク!
 が、スランプ真っ最中に陥っていた先生は、“鳴華院”というプレッシャーで更に袋小路に。
 自分のペースで、そう諭されたものの
 やっぱり焦ってしまいます。

 そうして悩んでいると、うっかり海草をひっくり返し、そのまま流れるように連行される先生。

 実はこのオッサン、美和の父ちゃん「山村 巌」だったのです。島オッサン供
 で、そのまま「俺の船に船名を書け!」と依頼。
 依頼という名の強圧。

 船名描き、はじめての道具、失敗できない状況に、先生は無難な手法を提案しますが――――

オッサン『うンは、そんな量産型のブザマな船に乗れっちゃ!?』

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 ですがオッサンは、なにより「世界でたった一つの俺の船」に仕上げたい訳で
 それなら、なるに書かせたほうがマシだ
 とさえ言い切ります。

 売り言葉、買い言葉、そしてますます激しくなるスランプ。

 美和は「いつも通りにやれば良かっちゃ」と笑ってくれますが
 今の先生は、その「いつも通り」が解らない、どうすりゃいいのか解らないとぐるぐるしますが―――

なる『だーって、先生が“もうイヤ”って言うっちゃけん』

清舟『そういう事じゃないでしょー! ―――まずは手形をごまかさなきゃッ!!』

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 本当に「楽しそうに字を書く人」。

■手形
 先生がやらないなら良いやん?と先を争い、手形を付け始めた子供達に清舟は焦った!
 手形を誤魔化す為に、わざと大胆に筆を立ててゆく清舟。
 すると迷いが解れ始めた。

 失敗したらどうしようというプレッシャーが、どうにもならない状況にフッ飛んでゆく快感。

 いつしか笑って仕事をし始めた先生を見守り
 戻ってきたオッサンも笑う。

 郷長が、“笑いながら仕事する人”言いよったばってんが、ホントやったねえ―――

 そうして出来上がった船名は、豪快で大胆、まさに彼の求めていたオリジナルであった。ま、それはさておき。

美和『あ、逃げた! よか大人が! しかも“めの”ば落としちょるし!』

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 オチでは、実はさっき試し書きしていた板が「瀬渡し」に使う板だったと判明。
 オッサン激怒の五秒前、清舟脱兎!

 いやあ、最後が締まりませんね! さすがだぜ清舟!!

Cパート先生『けっこうゴミがありますね』

教頭『釣りにきた奴が捨てていくっちゃ、注意してん聞かん』

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 Cパート、まさかの前回Cパートの続き。島のゴミ問題も深刻。田舎だって綺麗じゃないのさ。
 先生と教頭が的外れを言い合う中、適切な看板を書くなる。

 この七歳児、優秀。

予告清舟『―――お前らのサービスショットなんて一ミリも興味ない』

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 てな訳で、次回はみんなで「海(うん)」へ行く話っちゃ。

■清舟、笑う
 ずっと塞ぎこんでいた清舟が、猫やら船やらで笑顔に変わってゆく第4話。
 いや、もちろん酷い目にも遭ってますが
 むしろ酷い目ばかりですが。

 プレッシャーに負けて二の足を踏む、それは誰にだってある経験。
 やぶれかぶれで無茶をして、スカッと上手くいく!
 面白かった!

 次回、第5話「うんにおえぎいっ」



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