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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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シドニアの騎士 ♯10「決意」

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おぞましき新兵器が歴史を変える! ナガテ、操縦技量を見せ付ける第10話!!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 緑川ユハタの好奇心は、単なるラブコメ肝試しから、「量産カビ」という決戦兵器へ物語を導く!!
 また、要所要所でボケたり秘密を明かしたり、はたまた母心だったりする
 そんな小林艦長も大活躍だった!

 ナガテの操縦技術が冴え、こりゃスゲェやと思ったのも束の間、次回よりラストバトル突入か!!

■圧倒的戦力比
 シドニアに絶望を与えまくる超々巨大ガウナの襲来!
 その体積、なんとシドニアの八千倍!

 連結型同様、メインとなる核があると考えられますが……、そんなんどうやって探せっちゅうねん!?

 絶望的な質量に対し、次々と倒れてゆく予告が気になりますね。
 せっかくナガテが、俺たちの時間はゼロじゃない!と、キメてくれたばかりなのに………。

『こ、これはガウナ!?』『―――違う。ガウナではない』

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 新兵器に際し、女将の格好のまま現れた船長の存在感たるやもう!

■小林艦長の決意
 司令補、上級船員となった緑川ユハタの好奇心により、ナガテは「落合の研究室」に踏み込む。
 百年前にデータベースを破壊、カビザシを投棄しシドニアを滅ぼしかけた狂人
 その研究もまた、やはりおぞましいものであった。

 ガウナの「胞衣(エナ)」に産ませた新種、ガウナと人間の融合体、ガウナ本体を破壊しうる生体兵器。

 既に遺骸となったそれから、カビに似た物質が量産できると知り
 小林艦長はガウナ殲滅を再び誓う。

 量産カビを使った新兵器は、急遽襲来したガウナとの戦いで有効性を証明。

 ようやく勝機を見出したシドニアであったが
 その前に、なんとシドニアそのものの、八千倍もの体積を誇る超々々巨大ガウナが襲来する―――!!

 次回、♯11「衝突」

イザナ『そもそも、ナガテが二重に約束したからこうなったんだよっ!』

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 ごもっとも。

■おいでませ重力館
 押しの弱いナガテのうっかりで、結局三人で出かける事になったイザナとユハタ。
 物資が乏しいなりに、めかしこんでいる二人が可愛い。

 ですが着いた館は、そりゃもうユハタもびっくりのボロさであった…

 直後、いつものオープニングが始まり、何故か笑ってしまったのは私だけで無いはず! ミスマッチすぎ!!

ユハタ『―――そして、これがその研究施設に続く鍵です♪』

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 こばやしかんちょうがあらわれた!

■緑川ユハタの悪戯
 さて、ユハタの狙いは「館の傍にあるという、都市伝説の検証」であった。
 何せ百年前の事件で、データベースの大半が破壊され
 しかも人口は500人程度まで激減。

 落合博士もまた、既に実在を疑われるレベルとなっていた。

 そして都市伝説の書物によれば、博士は「子宮に似た組織」をガウナに見出したというのだが………?

イザナ『う、うわぁナガテどこぉ!? ―――うぁ! 何か当たったァ!?』

ナガテ『ぐふぉ!?』

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 司令補の地位を乱用し、ちゃっかりカギを手に入れていたユハタ。
 一行は閉鎖施設の奥深くへと降りてゆく。

 その途中、ナガテは今週も痛い目に遭うのであった。

※なお、次のカットでは既に治っていた模様。これがイケメン特有の顔面治癒能力である(嘘)。

ユハタ『―――あの仮面、まさか最上位船員!?』

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 この後めちゃくちゃ放置された。

■落合の残した「兵器」
 鍵、機能停止した施設という二重区画の先には、本当に研究施設があった。
 意図せずたどり着いてしまったナガテは
 ユレ博士と出会ってしまう。

 そこにあったのは、エナ(ガウナの肉体)に産み落とさせた、人間とガウナの融合個体、その遺骸であった。

海蘊『科学者落合が完成させた、衛人とはまったく別の人型兵器―――』

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 補助脳と同様、衛人の開発元である「岐神開発」の本家、岐神家には様々な資料があった。
 落合は、ガウナの子宮から「対ガウナ兵器」を誕生させていたのだ。

 貴重な「カビ」を使わずにガウナを倒せる生体兵器。

 落合は、人間とガウナの合いの子にその可能性を見出したが、操縦系に難があったのだという。

ユレ『カビと同様に、ガウナをこのシドニアに引き寄せている―――』

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 その後、何があったのか「融合個体」は死亡、落合はカビザシ廃棄などの大罪を犯して封印された。
 しかし「遺骸」には、ガウナの本体に相当する部位があった。

 この「本体」から、カビと同様、ガウナ本体を貫く「カビもどき」が量産できると判明したらしい。

『無限に続く海、大地、ガウナの存在しない世界―――、どんなに良いだろう』

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 幻想的。

■科戸瀬イザナの夢
 一方、十万人に達した移民希望者は
 落合から引きだした「惑星の地球化」技術を与えられ、先発隊が出発した。

 武器が無い者は、ガウナに襲われない。

 百年前の惨劇を体験していない世代は、どこからか、カビがガウナを引き寄せるという真実を知ったらしい
 だがその事実を、彼らはカビを持っていなければ襲われないと曲解。

 両者は決してイコールではないが、夢見た平和と大地を求め、非武装派は移民を開始するのだった。

ナガテ『コレ、超高速弾体加速装置ですか? 仮想訓練装置で使ってたんです!』

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 この形! 視聴者は知っている!!

■東亜重工
 ガウナとの戦闘頻発に伴い、百年前の研究資料から、量産カビの開発に着手した艦長。
 その運用兵器として、東亜重工に命じ、新兵器開発を行わせていた。

 どうもこの研究、一旦ストップしていたものを最近再開したものらしい。

 開発室に連れて行かれたナガテは
 新兵器について、仮想訓練装置で扱ったことがあると言い出し、技術者達を動転させる。

衛人開発の「東亜重工」と「岐神開発」

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 ナガテの継衛は、百年前、東亜重工が主力機「一七式」を改修して作ったカスタム機である。
 が、その後の人口激減、シドニアの組織再編に伴い
 メーカーが岐神に変わったらしい。

 岐神が生産している現行機、一八式衛人は、第3話のユハタによれば「扱いやすい」のが特徴。

 人口激減に伴い、開発方針が大きく変化していたものを、再び「東亜重工」に戻しつつあるカンジらしい。

ナガテ『艦長、早くしないと移住船のみんなが―――艦長!!』

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 圧倒的なボリュームを誇る推進器、武器! まさに試作機!!

■歴史の転機
 が、見学の真っ最中に、あの非武装「移民船」がガウナに襲われる事態が発生。
 距離はあまりに遠く、マトモな手段じゃ届かない!

 ナガテは、継衛に試作推進器を搭載、長射程を誇る「試作超高速弾体加速装置」を持って出撃する。

 試作品ゆえ、推進器も武器も、自動での補正機能がまったく働かない中
 ナガテは手動操作だけで、推進器の動きを制御し
 新兵器、カビザシ弾を当ててしまう!

 遠距離から射抜く、使い捨ての「対ガウナ本体」兵器の登場。こうして事態は大きく動いた―――。

小林『(過ちを繰り返さない為に、私が私のやりかたを変えよう―――)』

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 無表情なりに考えているんです!

■小林艦長の決意
 他方、艦長は本当は見捨てるつもりだった。
 愚かさを見せ付けるつもりだった。

 だが冷徹な行動は、いずれ斉藤ヒロキと同じように、ナガテとの間に溝を作るだろう。

 艦長もまた、ここは自分がやり方を変えようと決意。
 それは合理主義的でもあり、また、どこか母親のような優しさもあり………。気になる人ですよね。

田寛『ずっと、あなたに見せたがっていたようなの』

ナガテ『うわぁ――――』

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 喜びを発散させ、パイプ道路を突っ走る演出も良かった!!

■おめかし
 自分の信じる道をやりぬいたナガテに、また別の朗報があった。
 先日、ナガテをそっくり真似ていたエナ星白。

 真似から一歩進み、文字を書き、また「自分の胞衣を人間の服のように」変えるなど
 一歩一歩、こちらに歩み寄ってくるエナ星白。

 一生懸命なところが本当に可愛い!

イザナ『めでたくなんかないよ、―――僕たちの時間はゼロに近付いてるんだ』

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 イザナ、まだ訓練生だったそうな。

■限りある青春(物理)
 いまや死と隣り合わせの播種船シドニア、中でも、衛人操縦士は生還率の低い激務です。
 平時にあっては、数々の特権を持つエリートだった操縦士ですが
 いまや、特権とリスクが釣り合わぬ状況。

 念願の正規昇格が、自分の寿命を縮めてしまったのだと嘆くイザナ。

 それでもナガテは「ゼロじゃない」と力強く励まします
 が、そんな二人の空気も読まず、なんとシドニアの八千倍もの体積を誇る超々々巨大ガウナが襲来―――!

次回、死傷者が続出する。サブタイトルの意味は「戦術」なのか?

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 艦長神出鬼没。

■希望絶望最終盤
 ラブコメ転じて最終兵器となった第10話、シドニアは、カビと同様の物質の量産化に成功。
 が、それはカビと同じく、シドニアにガウナを引き寄せる諸刃の物質。

 襲来した巨大ガウナは、その圧倒的な質量を以って「衝突」を狙ってくるというのか!?

 ぶつかれば、間違いなくシドニアが消し飛ぶシンプルで最悪の敵
 紅スズメという不安要素
 そして落合の研究

 まったく最後まで起伏に飛んだ展開となりそうですな!
 次回、♯11「衝突」


■原作漫画感想
 シドニアの騎士 1巻(弐瓶勉)※アニメ♯1~3話冒頭まで。
 シドニアの騎士 2巻(弐瓶勉)※アニメ♯3~7話まで。

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